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【北斗星乗車記★彡】リピーター・イラストレーター鈴木周作の旅日記 › 北斗星乗車記 › 【12.1/11】北斗星(上)●北斗星4連泊の旅・3夜目

2012年01月11日

【12.1/11】北斗星(上)●北斗星4連泊の旅・3夜目

乗車394回目●12.1/11発 上り「北斗星」 函館→上野(B個室ソロ)

【12.1/11】北斗星(上)●北斗星4連泊の旅・3夜目
 青森での予定を終えて、若干遅延の「スーパー白鳥31号」で21時に函館到着。
 時刻表上では一本後の「スーパー白鳥33号」でも21時41分着、7分接続で「北斗星」に間に合うはずですが、雪の具合が心配なので余裕を持って移動しておくことにしました。
 函館に着いてみると案の定「スーパー白鳥33号」は14分遅延、「北斗星」の発車時刻を過ぎてからの到着がアナウンスされていましたから、やっぱり判断は間違ってはいなかったようです。
 ちょっとした遅延が致命傷にもなりかねない夜行連泊のスケジュール、特に冬場は早め早めの移動が肝要と改めて思い知らされました。


【12.1/11】北斗星(上)●北斗星4連泊の旅・3夜目
 東京に住んでいた頃は函館から「北斗星」に乗って帰ることも多かったのですが、札幌に移住した今となってはここから乗る機会は本当に滅多にありません。
 駅舎はすっかり新しくなっても、大きな弧を描いて列車のあかりが近付いてくるホームからの眺めは昔のままで、ちょっと懐かしくなります。

【12.1/11】北斗星(上)●北斗星4連泊の旅・3夜目
 21時52分、5分ほど遅れて函館を発車すると、ほどなく「スーパー白鳥33号」がすれ違っていきました。
 もしあちらに乗っていたらと思うと冷や汗ものです…。

【12.1/11】北斗星(上)●北斗星4連泊の旅・3夜目
 今夜の上り「北斗星」は勿論今朝の下り列車の折返し。
 パブタイムの食堂車を訪れたら、「何でまた乗ってるんですか!?」とアテンダントさんがビックリされていました(笑)。
 ちなみに夕食は青森の駅弁、入浴も青森駅前で見つけた「青森まちなかおんせん」で済ませてきたのでシャワーカードも買わず、今夜も今朝と同様、紅茶一杯だけ頂いて失礼することに。

【12.1/11】北斗星(上)●北斗星4連泊の旅・3夜目
 ちょうど「海峡線」から「津軽線」へと繋がる大きなカーブの高架橋のあたりで下り急行「はまなす」とすれ違いました。
 以前から何となくこの区間を走る雰囲気が気に入っていて、特に他の列車とすれ違う時などは「絵になるなぁ…」と見入っていたポイントです。
 実は今夜の遅れ具合から察して、もしかしたら丁度このあたりで「はまなす」が来るかも?と狙ってカメラを持って待ち構えていたのですが…残念ながらガラスの汚れと結露に阻まれて写真はこれが精一杯でした。

【12.1/11】北斗星(上)●北斗星4連泊の旅・3夜目
 青森あたりからすっかり熟睡、ちょうど仙台で目が覚めました。
 ちょうど15分遅延の5時09分、昨晩の雪の降り具合を考えるとむしろ順調な位です。

 いつもは6時半頃に流れる朝一番の車内放送が今朝は6時過ぎには始まりました。
 遅延の状況なども考慮して、敢えて福島到着前に始められたのでしょうか?
 その後しばらくすると「本日、配管が凍りました為、シャワーは使用できません…」とのアナウンス。
 訊けば昨晩岩手で氷点下17度だったといいますから、相当厳しい冷え込みだったようです。

【12.1/11】北斗星(上)●北斗星4連泊の旅・3夜目
 6時半の食堂営業開始の放送の中で、「本日、暖房が利きにくくなっております…」とのお詫びがありました。
 やはり車外の異常な寒さの影響でしょうか?
 座ってみると確かに少しひんやりとしていますが、それでも今朝は家族連れを中心に満席の盛況ぶりでした。

【12.1/11】北斗星(上)●北斗星4連泊の旅・3夜目
 「11号車デッキで、雪が融けた為と思われる雨漏りがありました…」と、注意を促すアナウンスがありました。
 普段でも幌の継ぎ目などから多少の雨漏りはするでしょうが、わざわざ放送されたというのは、それなりに激しく水が落ちていたのでしょうか?
 車掌さんがその都度拭いて下さっているようですが、あまり訊いたことのないアクシデントです。

 他にも色々、雪と寒さに起因する細かなトラブルはいくつか発生していたようです。
 北海道級の耐寒仕様になっているはずの「北斗星」ですら不具合を起こすほど、昨晩の東北地方の寒波は相当厳しかったということでしょう。

【12.1/11】北斗星(上)●北斗星4連泊の旅・3夜目
 9時52分、14分ほどの遅延で上野到着。
 車内でのアクシデントは色々ありましたが、こと運行状況に関しては思ったよりも順調でした。
 ホームに降りてふと見ると、すっかり凍てついた車体が道中の厳しさを物語っているようでした。


【北斗星の絵】イラストレーター鈴木周作公式サイト(Mobile)
【北斗星の絵】イラストレーター鈴木周作公式サイト(PC)

>>道新ブログ「北の駅の待合室 ~北斗星と旅した300回~」も公開中!併せて御覧下さい。(PC)



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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 21:48 │北斗星乗車記

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