【北斗星乗車記★彡】リピーター・イラストレーター鈴木周作の旅日記 › 北斗星乗車記 › 【13.6/26】北斗星(上)●「国鉄」の面影今も
2013年06月26日
【13.6/26】北斗星(上)●「国鉄」の面影今も
乗車428回目●13.6/26発 上り「北斗星」 札幌→上野(B個室ソロ)
いつも札幌を出る時、ちょうど入れ違いで隣のホームに入ってくる手稲方面行きの普通電車。
札幌圏でもすっかり珍しくなった国鉄時代の旧型車両が使われている貴重な運用ですが、とりわけ今日は国鉄時代、デビュー当時のボディカラーを復刻したレアな編成がやってきました。
同じ赤色でも他の編成より渋めの色合いで、塗り分けも異なり少々垢抜けない感もありますが、それが今となっては逆に貫録とさえ感じます。
JR発足後に走り始めた列車とはいえ、「北斗星」の客車も元を辿れば国鉄時代のブルートレインそのもの。
まるで四半世紀以上前に戻ってしまったかのような一瞬の顔合わせでした。
いつも札幌を出る時、ちょうど入れ違いで隣のホームに入ってくる手稲方面行きの普通電車。
札幌圏でもすっかり珍しくなった国鉄時代の旧型車両が使われている貴重な運用ですが、とりわけ今日は国鉄時代、デビュー当時のボディカラーを復刻したレアな編成がやってきました。
同じ赤色でも他の編成より渋めの色合いで、塗り分けも異なり少々垢抜けない感もありますが、それが今となっては逆に貫録とさえ感じます。
JR発足後に走り始めた列車とはいえ、「北斗星」の客車も元を辿れば国鉄時代のブルートレインそのもの。
まるで四半世紀以上前に戻ってしまったかのような一瞬の顔合わせでした。
出発してほどなく、苗穂の車両基地の構内にはリニューアル工事を終えて7月からの運転再開を待つ「旭山動物園号」が見えました。
ラッピングも今まで以上に随分派手になった印象です。
札幌を出る時には晴れていたのですが、千歳あたりから低い雲とも霧ともつかないモヤモヤにすっかり覆われてしまいました。
苫小牧の製紙工場の大煙突も雲の中です。
今夜のファイターズ戦は二刀流・大谷翔平選手が投手として先発する大事な一戦。
幸い今日は道内民放局で地上波中継があったので、部屋に籠ってワンセグ観戦です♪
途中、札幌→室蘭とエリア設定を変えていく必要はありますが、伊達紋別、洞爺あたりまでは途切れ途切れながらも、まぁ何とか見ることができました。
しかし洞爺を過ぎて本格的に山間部に入ってしまうとさすがにワンセグではお手上げ…。
あとはネット速報に運命を委ねるしかありません。
日の長い今の季節、ぼんやりとした霧の風景ながらも長万部近くまで車窓の眺めが楽しめました。
21時48分、定刻通り函館発車。
いつものように後続の特急「北斗20号」が入れ違うようにやってきました。
実はこの直後、7月6日に函館本線を走行中の「北斗14号」でエンジンから出火する車両火災事故が発生し、それ以降、「北斗20号」も含めて同系車両による特急列車は全て運行休止となってしまいました。
運休措置は想像以上の長期に及び、この記事を書いている時点でも(※2014.2/7現在)、未だ運行再開のメドは立っていません。
こうして「北斗20号」を車窓に見たのは、今のところこの日が最後となりました。
試合のほうは両チーム入り乱れてのホームラン攻勢の末、1点リードの9回表にタイムリーエラーで同点に追いつかれるも、最後は延長10回裏、まさかのサヨナラタイムリー敵失でファイターズの勝利!!
とりあえず、パブタイムの食堂車ではお約束の「勝利のアイスクリーム」です♪
ちょうど日の出の頃、岩手から宮城に入るあたりで目が覚めました。
朝の松島湾の風景が眺められるのもこの時期だけの特権です。
仙台駅手前の車両基地になぜか阿武隈急行の電車が…。
郡山の車両工場には、3年前に廃止された寝台特急「北陸」の寝台車3両が置かれていました。
廃止後もずっと尾久の車両基地に置かれたままになっていたようですが、何故わざわざ郡山まで運んできたのでしょう?
車窓には梅雨とは思えない青空が広がっていました。
列車を降りるのがちょっと怖くなるような、いかにも暑そうな夏の風景です。
定刻通りに上野に着いて、そのまま都内の出版社へ。
作業場所をお借りして締切間際の原画を仕上げを急ぎます。
翌日、帰りの列車までに無事に終えられると良いのですが…。
【おしらせ】「旅行読売」臨時増刊「いつか夜汽車で」に掲載 >>詳細はこちら(※PC/携帯共用)
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【14.2/25】北斗星(下)●明けの明星
【14.1/18】北斗星(下)●土曜日の下り列車
【14.1/16】北斗星(上)●雪の具合を案じつつ
【13.12/21】北斗星(下)●唯一、最後のブルートレインに
【13.12/19】北斗星(上)●クリスマス前の大遅延
【13.12/2】北斗星(下)●一夜限りの「ゆうづる」と
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 17:12
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