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【北斗星乗車記★彡】リピーター・イラストレーター鈴木周作の旅日記 › 北斗星乗車記 › 【12.11/13】北斗星(下)●三十路最後の想い出

2012年11月13日

【12.11/13】北斗星(下)●三十路最後の想い出

乗車413回目●12.11/13発 下り「北斗星」 上野→札幌(B個室ソロ)


 えちぜん鉄道・山王駅での原画展、おかげさまで盛況でした。
 本当に小さなローカル線の駅ですが、それだけに駅員さん・社員さんや地元の方々と一緒に、手作り感溢れるアットホームなイベントができたと嬉しく思っています。
 展示を終えての帰路、米原~東海道新幹線経由で途中東京で1泊。
 元々都内でお仕事の可能性もあったのですが、どうやら次回、月末以降になりそうな感触になってきたので、今回はおとなしく翌日の「北斗星」で札幌に戻ります。
 額縁18枚は宅配便で送り返してしまったので少し身軽になりましたが、それでもそろそろ長旅の疲れが身に沁みてくる頃です。
 さすがに今夜は食事を済ませたら、おとなしく早めに休んでしまうつもりです。



 発車後、シャワーカードを買いに食堂車に行ってみると、ディナーのセッティングが全て和食でした。
 ここまで偏るのも珍しいなぁ…と気になっていたのですが、ディナータイム開始の車内放送が流れると同時に、中高年女性のみの大人数の団体さんがゾロゾロとロビーを通って食堂車のほうに歩いて行かれました。
 男性や若い方は一人もいない、見事にほぼ同年代の女性だけの団体さんでした。
 どこかの婦人会か何かの親睦旅行だったのでしょうか?

 その後部屋に戻って休んでいたら、「トイレは洋式を使って下さい!和式は揺れると危ないですから…」と、ちょうどディナーが終わる位の時間帯に添乗員らしき男性の大きな声が廊下から響いてきました。


 「みんな周作さんのカメラ欲しがってるんですよ!」と、パブタイムの食堂車で顔なじみのアテンダントさんに覗き込まれました。
 先月も別の方に同じような事を言われた気がします。
 車中ではいつも首から提げているので、乗務員さんから見れば殊更印象に残るのでしょう。
 フジフィルムの「X10」…正直、まだ充分使いこなせているとは言い難いのですが、外観も操作感もアナログ的で、自分ではどこか国鉄の匂いが残る「北斗星」には結構似合っているような気がしています。
 敢えて言えば、咄嗟に車窓を撮ろうとした時のオートフォーカスの精度や、マニュアルフォーカスの操作性などに多少の難しさもあるのですが…まぁ、楽しみながら徐々に慣れていければと思っています。


 昨晩は日付が変わって一ノ関あたりで就寝。
 いつもなら青森あたりで目が覚めるのですが、今朝は気が付けば既に函館到着間際でした。
 朝一番の車内放送、いつものように到着予定時刻などがひと通り流れた後、最後に一言「今日の北海道は大変冷え込んでおりますのでご注意下さい…」と付け加えられていました。


 函館あたりは曇天でしたが、森を過ぎると次第に陽が射してきました。
 雪が降る前、枯葉色の荒涼とした風景もなかなか良い雰囲気です。


 車窓に白鳥の群れを発見!


 今回はゆっくり休んでいこう…と思っていても、天気に恵まれ綺麗な風景が見えてくると、どうしても取材モードになってしまいます(笑)。
 伊達紋別あたりからしばらく最後尾デッキに張り付いて、いつも気になっていた風景を色々撮っておきました。
 浮き球やボートが並ぶこの浜沿いの風景もいつか描いてみたいと思っています。


 東室蘭駅の構内に差し掛かるあたりに、最近まで学園都市線で走っていたディーゼルカーが停まっていました。
 往路の上り列車からも何度か見えましたが、先月10月27日のダイヤ改正以降、旧型の「赤い電車」に替わって室蘭本線(苫小牧~室蘭間)の普通列車に使われ始めたばかりの車両です。
 こじんまりとした2両編成はいかにもローカル列車といった趣ですが、いつも札幌駅で見ていた通勤列車の印象が強過ぎるせいか、室蘭本線の海岸線や牧場の間を走る姿は未だどうしても想像がつきません。
 あと何度か見ているうちに何の違和感もなく馴染むようになるのでしょうか…?


 「只今お席に余裕がございます。喫茶としてもご利用頂けます…」
 営業放送も何度か流れましたが、シーズンオフの平日とあって乗客自体が少なかったのか、モーニングタイムの食堂車は終始閑散としていました。
 車窓には晩秋の古城…遠目にはちょっとだけ異国情緒を感じる風景ですが、実は登別駅前の水族館「マリンパークニクス」です。


 札幌に近付くにつれて次第に雨が降りだしました。
 今回もほぼ定刻通りの札幌到着。
 どういうわけか最近は大きな遅延に遭うこともめっきり少なくなってしまいました(笑)。

 私事ながら、明日15日はとうとう40歳の誕生日…。
 原画展も、前後の道中も全て含めて、三十路の最後にふさわしい忘れられない想い出の旅になりました♪


【北斗星の絵】イラストレーター鈴木周作公式サイト(Mobile)
【北斗星の絵】イラストレーター鈴木周作公式サイト(PC)

>>道新ブログ「北の駅の待合室 ~北斗星と旅した400回~」も公開中!併せて御覧下さい。(PC)




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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 19:03 │北斗星乗車記

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