【北斗星乗車記★彡】リピーター・イラストレーター鈴木周作の旅日記 › 北斗星乗車記 › 【13.2/16】北斗星(下)●真新しいキーホルダー
2013年02月16日
【13.2/16】北斗星(下)●真新しいキーホルダー
乗車422回目●13.2/16発 下り「北斗星」 上野→札幌(B個室ソロ)
車内改札の車掌さんに渡されたルームキーのキーホルダーがいつのまにか新品に替わっていました。
厚みのある革製のなかなか立派なもので、今でも北海道の車掌さんが車内で販売されているお土産品と同じもの…かと思いきや、販売用はかつてA個室「ロイヤル」の鍵として使われていたもののレプリカで、ヘッドマークが型押しではなく別の金属部品になっているなど全くの別物です。
わざわざ別注で作られたのか、それともたまたま社内に残っていた在庫品を出してきたのかは分かりませんが、いずれにせよ運転開始から四半世紀、今でも現場の方々が「北斗星」を大切にして下さっている様子を垣間見たような気がしました。
車内改札の車掌さんに渡されたルームキーのキーホルダーがいつのまにか新品に替わっていました。
厚みのある革製のなかなか立派なもので、今でも北海道の車掌さんが車内で販売されているお土産品と同じもの…かと思いきや、販売用はかつてA個室「ロイヤル」の鍵として使われていたもののレプリカで、ヘッドマークが型押しではなく別の金属部品になっているなど全くの別物です。
わざわざ別注で作られたのか、それともたまたま社内に残っていた在庫品を出してきたのかは分かりませんが、いずれにせよ運転開始から四半世紀、今でも現場の方々が「北斗星」を大切にして下さっている様子を垣間見たような気がしました。
帰宅ラッシュの大宮駅。
向こうのホームには珍しく昔懐かしいスタイルの特急電車が停まっていました。
郡山ではいつも磐越東線の普通列車が「北斗星」とほぼ同時に発車します。
ダイヤ上は「北斗星」の方が少しだけ早くなっていた気もするのですが、ドアを閉めた後、「運転士さん、こちら車掌…1列車、発車!」と無線で発車合図を送らなければならない昔ながらの客車列車と、ドアを閉めたら即座に発車できるディーゼルカーの違いもあって、実際には大抵、ほぼ同時に動き出すことが多いようです。
とは言え、ほんの秒単位のズレでも位置やスピードが変わってしまうので、なかなか写真に収めるのは難しいのですが、今回は駅を出てから線路が大きく離れていくまで、6号車の私の部屋から丁度良いポジションでピッタリ併走してくれました。
深夜の一ノ関駅、保線作業の真っ最中でした。
目覚めてみると、青森方面の大雪の影響で40分ほど遅れているとの事。
でも、おかげでちょうど函館湾で素晴らしい朝陽に出会えました。
やはり今回も、「お急ぎの方は五稜郭駅から『スーパー北斗1号』に…」とのアナウンスがありました。
ちょうど先月、1月9日発の下り列車の時と同じパターンです。
例えば南千歳から帯広方面、札幌から旭川方面への乗換え等々も含めて、決して列車本数が多くない故、一本逃すと先々の旅程にも大きな影響が及んでしまう北海道ならではの事情もあるかと思いますが、こういう時の臨時停車や振替輸送、接続列車の発車繰り下げなどの対応の手際の良さにはいつも感心させられます。
ダイヤが乱れている時など、いつもと違うタイミングで対向列車が現れて、思いがけず絵になる風景に出会えることもよくあります。
駅名は失念してしまいましたが八雲~長万部間、海の見えるホームに佇む雪まみれの普通列車の姿が妙に印象に残っています。
函館からずっと穏やかな冬晴れでしたが、長万部の手前から突然激しく雪が降りだしました。
噴火湾を囲む地形のイタズラか、このあたりで突然変わる空模様にはいつも驚かされます。
激しい吹雪も洞爺の手前でピタリと止んで、車窓には再び青空が広がりました
いつもなら9時12分、伊達紋別で函館行きの上り特急「北斗4号」と行き違うところですが、今日は約40分遅延の9時52分の到着…。
しかし向こうもたまたま同じ位遅れていたらしく、結果的にはいつも通りの行き違いに収まりました。
伊達紋別付近に残る単線区間が、文字通りのボトルネックなんだなぁ…と、こういう時にはいつも考えさせられます。
南千歳到着前、旅客機が轟音と共に真上を横切っていきました。
南千歳を過ぎるとまたも吹雪に包まれましたが、豊平川を渡るあたりで嘘のように晴れ渡ってしまいました。
遅れは更に拡がって、12時過ぎ、約1時間弱遅延で終点・札幌に到着です。
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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 19:03
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