【北斗星乗車記★彡】リピーター・イラストレーター鈴木周作の旅日記 › 北斗星乗車記 › 【12.11/9】北斗星(上)●えちぜん鉄道・山王駅原画展へ
2012年11月09日
【12.11/9】北斗星(上)●えちぜん鉄道・山王駅原画展へ
乗車412回目●12.11/9発 上り「北斗星」 札幌→大宮(B個室ソロ)
今回の旅の目的は明後日11日のえちぜん鉄道・山王駅での原画展。
近日中のリフォーム工事が決まったのを受けて、昔のままの駅舎の中での最後の思い出にイベントを催させて頂こうという趣向です。
実は工事の報を受けたのがつい先月の福井取材から帰ったばかりの時で、大慌てで企画をまとめて交渉して、正式に開催が決まったのはほんの半月ほど前の話。
私自身もビックリするような急転直下の展開でしたが、わざわざ工事日程を調整してまで応えて下さったえちぜん鉄道さんには只々感謝するばかりです。
というわけで原画・額縁一式携えて大荷物での福井行き。
空港までの移動や乗り換え、荷物の受け渡しなどの面倒を考えると、こういう時こそ飛行機よりも個室寝台車のありがたみが分かろうというものです。
今回の旅の目的は明後日11日のえちぜん鉄道・山王駅での原画展。
近日中のリフォーム工事が決まったのを受けて、昔のままの駅舎の中での最後の思い出にイベントを催させて頂こうという趣向です。
実は工事の報を受けたのがつい先月の福井取材から帰ったばかりの時で、大慌てで企画をまとめて交渉して、正式に開催が決まったのはほんの半月ほど前の話。
私自身もビックリするような急転直下の展開でしたが、わざわざ工事日程を調整してまで応えて下さったえちぜん鉄道さんには只々感謝するばかりです。
というわけで原画・額縁一式携えて大荷物での福井行き。
空港までの移動や乗り換え、荷物の受け渡しなどの面倒を考えると、こういう時こそ飛行機よりも個室寝台車のありがたみが分かろうというものです。
先月10月27日のダイヤ改正で、札幌駅のホームが5番線から4番線に変わりました。
「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」は以前から4番線でしたから、これで札幌発の寝台特急は全て4番線に統一されたことになります。
これまでは寝台側がホームに面して停まっていたのが今度は通路側になり、また両端が大きく弧を描いたホーム上からの眺めも少々趣の異なるものになりました。
実は今回が改正後初めての乗車、この先も今までとは違う風景に色々出会うことになりそうです。
ダイヤ改正でも「北斗星」の時刻は変わらず、17時12分に札幌発。
ちょうど入れ替わるように1番線ホームに到着する手稲行き普通列車は、この日も改正前と変わらず旧型の「赤い電車」の6両編成でした。
「北斗星」とほぼ同時に苫小牧に到着する東室蘭からの下り普通列車。
改正前から時刻は殆ど変っていないようですが、室蘭本線から「赤い電車」が撤退したので、これも2両編成のディーゼルカーに変わりました。
移動中も個室に籠って原画展の準備中…。
こういう特に荷物が多い日に限って、同じ「ソロ」でも5・6号車より狭い9号車しか空いていなかったのはいささか辛いところですが、それでも個室が空いていただけでも幸運だったと思うべきでしょう。
さすがに個室でない開放B寝台ではこんな作業はできませんし、そもそも荷物の置き場所にも苦慮しそうです。
函館まではほぼ定刻通り。
「北斗星」は改正前と変わらず8番線への入線ですが、同じホームの反対側・7番線に到着していた函館からの特急「スーパー白鳥33号」は線路を挟んで向こう側の5番線に移されたようです。
そういう需要は稀かも知れませんが、仮に「スーパー白鳥33号」から「北斗星」に乗り継ごうとする場合、これまでよりも乗り換え時間が掛かってしまいますから要注意です!
深夜0時過ぎ、機関車交換の青森駅の構内には1両だけの寝台車と、隣のホームに赤い電気機関車の姿がありました。
以前にも同じ光景を見た記憶があります。
何かの回送列車か、もしかしたら役目を終えて工場に送られる余剰廃車でしょうか?
青森を過ぎると強い雨が降ってきました。
2階室なので屋根や窓を叩く雨音がかなり激しく響きます。
出発前からの寝不足続きのおかげで、昨晩はいつになく熟睡できました。
目が覚めると郡山手前、前夜の強雨が嘘のようにちょうど朝陽が昇ってきました。
札幌から福井に行くには本当は「トワイライトエクスプレス」の方が俄然便利なんですが、あいにく運転日ではなかったので…と言うか、もし運転日であっても敢えて「北斗星」を選んでしまったと思います。
決して「トワイライト~」が嫌いなわけではないのですが、ただ、本州出張に臨むには「まずは北斗星…」というのが今の私にとって欠かせないルーティンワークのような気がしています。
ともかく大宮からは上越新幹線に乗り換え。
今回は特に荷物が多いだけに、先の道中を考えると降りるのがちょっと憂鬱になってしまいます。
大宮で「北斗星」を見送って、改札を出るとコンコースには「恐竜博士」が座っていました(笑)。
観光キャンペーンで福井・勝山の恐竜博物館から連れて来られていたようです。
福井に向う乗り換えの途中だっただけに、まるで迎えに来てくれたみたいでちょっと愉快でした。
「北斗星」で福井に向おうとすると、上野下車・東海道新幹線~米原経由なら到着は14時02分、大宮下車・上越新幹線~越後湯沢経由だと14時33分。
時間的には米原経由の方が若干優位ですが、乗り換えの便とか、料金面なども含めて考えると、場合によっては敢えて越後湯沢経由を選ぶメリットも結構あるものです。
今回は往路が越後湯沢経由、復路が米原経由で、乗車券は札幌発の「東京往復割引切符」+「大宮→越後湯沢→福井→米原→東京」の片道乗車券。
長くなりますので詳細は省きますが、現地滞在時間と料金のバランスを熟慮した末の判断です。
富山あたりは結構な雨でしたが、福井に着く頃にはすっかり晴れてくれました。
えちぜん鉄道・福井駅で再び「恐竜博士」に遭遇!(笑)。
今日はこれから山王駅の会場下見、原画展本番は明朝10時の開幕です。
【北斗星の絵】イラストレーター鈴木周作公式サイト(Mobile)
【北斗星の絵】イラストレーター鈴木周作公式サイト(PC)
>>道新ブログ「北の駅の待合室 ~北斗星と旅した400回~」も公開中!併せて御覧下さい。(PC)
【14.2/25】北斗星(下)●明けの明星
【14.1/18】北斗星(下)●土曜日の下り列車
【14.1/16】北斗星(上)●雪の具合を案じつつ
【13.12/21】北斗星(下)●唯一、最後のブルートレインに
【13.12/19】北斗星(上)●クリスマス前の大遅延
【13.12/2】北斗星(下)●一夜限りの「ゆうづる」と
【14.1/18】北斗星(下)●土曜日の下り列車
【14.1/16】北斗星(上)●雪の具合を案じつつ
【13.12/21】北斗星(下)●唯一、最後のブルートレインに
【13.12/19】北斗星(上)●クリスマス前の大遅延
【13.12/2】北斗星(下)●一夜限りの「ゆうづる」と
Posted by イラストレーター鈴木周作 at 17:12
│北斗星乗車記