さぽろぐ

  旅行・温泉・観光  |  その他北海道

新規登録ログインヘルプ


【北斗星乗車記★彡】リピーター・イラストレーター鈴木周作の旅日記 › 北斗星乗車記 › 【12.5/21】北斗星(上)●金環日食とスカイツリー

2012年05月21日

【12.5/21】北斗星(上)●金環日食とスカイツリー

乗車403回目●12.5/21発 上り「北斗星」 札幌→上野(B個室ソロ)


 今朝は国内では約四半世紀ぶりとなる金環日食。
 それも見ることができるのは概ね南東北以南の太平洋側だけだと後から訊いて、それならあと一日早く出発していれば…と少し後悔してしまいました。
 そのかわり、明日5月22日は東京スカイツリーの開業初日。
 別に観に行く予定は無いのですが、歴史に残る日の朝に東京に着けるというだけで何となく嬉しくなってしまうから不思議なものです。
 大型連休も過ぎ、夏の観光シーズンにはまだ早い平日の上り列車とあって車中は閑散。
 ディナーの予約も無かったらしく、食堂車ではいつもより随分早く、登別あたりからパブタイムが始まりました。



 まだお腹も空いていないのですが、せっかくなので食堂車に行ってお茶だけ頂いてくることにしました。
 東室蘭を過ぎた後、テーブルランプ越しに車窓に見える白鳥大橋を撮ろうと構図も決めて待ち構えていたのですが、残念ながら低く垂れこめた雨雲にすっかり隠れてしまっていました。
 行き違いの下り特急「北斗17号」の到着が遅れて伊達紋別発車は5分遅延の19時15分。
 洞爺、長万部とそのまま数分遅延で走り続けてきましたが、八雲あたりまでには軽く回復してしまったようです。
 八雲駅の改札横には巨大な赤い「あんどん」が。
 不勉強で知らなかったのですが、後で写真を拡大してみると「北海道三大あんどん祭り 第30回八雲山車行列」とありました。


 八雲を過ぎてシャワーを浴びて、函館発車後再び食堂車へ。
 半分ほどのテーブルが埋まっていたものの一人旅の方ばかりで、アテンダントさんとの話しぶりから察するとどうやら馴染みのリピーターさんが多かったようです。
 今度は夕食、少し悩みながらも結局いつもの煮込みハンバーグセットを頼んでしまいます。


 深夜0時を少し回って、機関車交換の青森駅に到着。
 入れ違うように出ていく赤い電気機関車を見て、あぁ、そういえば今日月曜日は先行の上り「カシオペア」の運転日だったと思い出しました。
 「北斗星」のちょうど1時間前、16時12分に札幌を出た「カシオペア」、徐々に間隔が詰まって終着上野到着は僅か13分差の9時25分。
 青森では何分ほどの差がついていたのかは分かりませんが、この時点で「カシオペア」は既に発車した後で、切り離された津軽海峡線の機関車が車庫へと回送されていくところだったわけです。


 些細な事ですが、2号車・禁煙B寝台のデッキ連結部分、これまで「北斗星」のマークが表示されていた貫通扉の愛称幕がいつのまにか青無地に変わっているのに気付きました。



 一ノ関あたりで目が覚めて、宮城県に入る頃には徐々に夜が明け始めました。
 田植え前、あるいは田植え直後の水の張られた水田が朝焼け空と雲を映してどこまでも広がっていました。
 時計を見ると仙台到着5時01分、7分ほどの遅延です。


 今日の6号車ロビーカーは現役3両のうちでも最も新しい車両。
 新しいといってもロビーカーとして改造されて既に20年以上経っているのですが、他の2両よりも洗練された内装と、何より一際大きな窓が特にお気に入りです。
 車内は片側に窓を背にしたロングシート風のソファ、反対側には窓に向かって回転椅子が3脚。
 3月ダイヤ改正で本州内での編成の向きが変わったので、この椅子に座って見える景色も少しだけ違う雰囲気になりました。



 福島、郡山あたりは良い天気でしたが、関東地方に入ると次第に本格的な雨が降りはじめました。
 大宮までの数分遅延もいつのまにか回復して、終点上野には定刻9時38分到着。
 15番線ホームには一足先に到着していた「カシオペア」の姿がありました。
 以前は「北斗星」の13番線のすぐ隣、14番線に到着していた「カシオペア」ですが、3月改正以降、平日に限ってはもう一本向こうの15番線に変更になりました。
 変わって14番線には前橋からの「あかぎ14号」がほどなく到着、それを待っていたかのように「カシオペア」は車庫へと回送されていきました。


 ところで上野到着前、尾久駅構内に見えた列車が気になって、急いで普通列車で戻ってみることにしました。
 停まっていたのは「北斗星」客車の6両編成。
 その先頭には先程は見えなかったのですが、以前「北斗星」を牽いていた旧型の電気機関車「EF81」がいつのまにか繋がれていました。
 これまでも度々遭遇していたこの列車、運転士さんのハンドル訓練用の臨時列車と訊いた記憶がありますが、いつもありあわせの予備車両を適当に繋いでいると思われる客車が今日は先頭に電源車、個室車両とB寝台車を挟んで最後尾に車掌室のある緩急B寝台車…と、営業列車としても成り立つような体をなしていたのがちょっと愉快でした。
 多分、鉄道模型で「北斗星」が欲しくて、でも全車両を買い揃える予算が無い時などはこういう編成になるのでしょうね(笑)。


 せっかくなのでスカイツリーも下まで行って観てきましたが、折からの荒天で上の方は雲の中…。
 強風でエレベーターが停まったり、なかなか大変なオープニングだったと夜になって見たTVニュースが伝えていました。


【北斗星の絵】イラストレーター鈴木周作公式サイト(Mobile)
【北斗星の絵】イラストレーター鈴木周作公式サイト(PC)

>>道新ブログ「北の駅の待合室 ~北斗星と旅した400回~」も公開中!併せて御覧下さい。(PC)



あなたにおススメの記事


同じカテゴリー(北斗星乗車記)の記事画像
【14.2/25】北斗星(下)●明けの明星
【14.1/18】北斗星(下)●土曜日の下り列車
【14.1/16】北斗星(上)●雪の具合を案じつつ
【13.12/21】北斗星(下)●唯一、最後のブルートレインに
【13.12/19】北斗星(上)●クリスマス前の大遅延
【13.12/2】北斗星(下)●一夜限りの「ゆうづる」と
同じカテゴリー(北斗星乗車記)の記事
 【14.2/25】北斗星(下)●明けの明星 (2014-11-27 01:08)
 【14.1/18】北斗星(下)●土曜日の下り列車 (2014-11-26 13:19)
 【14.1/16】北斗星(上)●雪の具合を案じつつ (2014-11-25 21:48)
 【13.12/21】北斗星(下)●唯一、最後のブルートレインに (2013-12-21 19:03)
 【13.12/19】北斗星(上)●クリスマス前の大遅延 (2013-12-19 17:12)
 【13.12/2】北斗星(下)●一夜限りの「ゆうづる」と (2013-12-02 19:03)

Posted by イラストレーター鈴木周作 at 17:12 │北斗星乗車記

削除
【12.5/21】北斗星(上)●金環日食とスカイツリー