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【北斗星乗車記★彡】リピーター・イラストレーター鈴木周作の旅日記 › 北斗星乗車記 › 【12.1/10】北斗星(下)●北斗星4連泊の旅・2夜目

2012年01月10日

【12.1/10】北斗星(下)●北斗星4連泊の旅・2夜目

乗車393回目●12.1/10発 下り「北斗星」 上野→函館(B個室ソロ)


 上野に着いてすぐに買い求めた「北東北・函館フリー乗車券」。
 盛岡から先、青函トンネルを抜けて函館、森まで乗り放題で、東京都区内発着で18,000円也という大変お得な切符です。
 しかも盛岡~青森間の第三セクター区間もフリーエリアに含まれているので別途乗車券を買う必要はなく、B個室(もしくはB寝台)料金を加えても36,480円で往復「北斗星」に乗れるのは嬉しい限り。
 この切符が無かったら、わざわざ青森に行くのに東京経由・「北斗星」4連泊なとどいう旅程を組もうとは考えもしませんでした。
 あくまで概算ですが、札幌から東京に一回、青森に一回、それぞれ別個に出掛けるよりもかなり節約できたような気がします。
 かくして東京滞在約9時間、今朝と同じ上野駅13番ホームに戻ってきたのですが、入線時刻を過ぎたというのに肝心の列車がやってくる気配がありません…。



 やがてホームの駅員さんの動きが慌しくなり、「尾久駅で車両点検の為、しばらくお待ちください…」とのアナウンスが繰り返し流れ始めました。
 一方、通勤客で溢れる隣の14番ホームからは「先行の回送列車が故障の為、19時16分発の籠原行きは車庫から出られない状態になっております…」。
 自分のせいでもないのになぜか申し訳ない気持ちになってしまいます。
 結局、「北斗星」が入線してきたのは定時の発車時刻を過ぎた19時15分。
 そして19時27分、24分ほどの遅延でようやく上野を後にすることができました。


 「申し訳ございませんが入線遅延の為、ディナーの時刻を変更させて頂きます…」と、発車後ほどなくアテンダントさんの車内放送がありました。
 通常19時45分開始が今夜は20時からに。
 食堂車の皆さんも大変なんだろうなぁ…と案じつつ、その後のパブタイムに頂くつもりだった自分の夕食もちょっと心配になります。

 19時55分頃、大宮到着。
 ダイヤが乱れているせいか、心なしかいつもよりホームが混み合っているような気がしました。


 21時30分頃、思ったよりも早めにパブタイムが始まりました。
 車内放送を待ちかねてオープン早々に訪れてみると、概ね半分ほどのテーブルが埋まる位の混み具合でした。

 テーブル上の革表紙のメニューや、窓際の紙ナプキン・調味料のトレーなどの置き方は、その日の乗務員さんによって少しずつ流儀が異なるようです。
 今日のようにテーブルランプの手前に置かれていたのは多分初めてだったと思います。
 多少テーブルが狭くは感じるものの、例えば相席になった時など、向かいの席のお客さんに気兼ねすることなく手が届くので、特に混み合っている時などにはなかなか都合が良さそうな気もします。

 22時45分、気が付くと最後の一人になりそうだったのでちょっと急いで席を立ちました。
 明日も早起きなので早々に寝るとします。


 目が覚めると青森はかなり激しい雪でした。
 青森信号場での機関車交換作業中、列車の前には雪を必死で掻き分ける作業員さんの姿がありました。


 乗務員交代の蟹田駅には5時21分の到着。
 いつもは海峡線内ですれ違うはずの青森行き上り急行「はまなす」が、ここで行き違うために「北斗星」の到着を待っていました。
 奇しくも先月、12月16日発の下り列車に乗った時と同じような遅れ具合です。

 まだ「カシオペア」が走り始める前だったと思いますが、私が「北斗星」に頻繁に乗るようになった頃、上り「北斗星2号」と下り「はまなす」がここ蟹田で行き違うダイヤになっていた時期がありました。
 今でもその時の車窓から見た光景が妙に心に残っていて、こうして遅延などで稀に蟹田での行き違いに遭遇すると、不謹慎ながらちょっと嬉しくなってしまいます。


 6時20分過ぎ、青函トンネルを抜けるとすぐに「車両不具合の為、36分遅れて運転しております…」と車掌さんの車内放送がありました。
 食堂車のモーニングタイムは通常通り6時半から。
 いつもなら函館到着の少し前ですが、今朝は吹雪にかすむ津軽海峡を眺めるあたりでのオープンです。

 「もし遅れてたら朝もお邪魔しますね!」と、昨晩のパブタイムの帰り際、顔なじみのアテンダントさんに冗談で言っていたら、幸か不幸かまさにその通りになってしまいました。
 先程の放送によると函館到着は7時10分頃の予定とか。
 食事はちょっと厳しそうですが、紅茶一杯だけなら降りるまでに頂いていけそうです。


 「札幌方面お急ぎの方、南千歳から帯広・釧路方面お乗換えの方、お申し出下さい…」と車掌さんが車内を回り始められました。
 五稜郭駅で臨時停車し、先行の札幌行き「スーパー北斗1号」に乗り換えられるよう手配して下さるとの事。
 遅延の時にしばしば採られるおなじみの救済措置です。
 一方、私は札幌方面ではなく、函館発7時24分、青森行きの「スーパー白鳥20号」に乗り継がねばなりません。
 少し不安になって一応車掌さんに申し出てみたら「大丈夫ですよ!」と言って頂けたので、それを信じて函館まで乗っていくことにします。

 7時06分、五稜郭到着。
 乗務員室のある5号車のドアだけが開けられて、乗り換えを希望された方々が荷物を抱えて降りて行かれます。
 ここで遅れが更に拡がって、7時12分、ちょうど到着した「スーパー北斗1号」と行き違うように函館駅に向かって再び動き始めました。


 7時17分、函館到着。
 名残りを惜しむ暇もなく、隣のホームで発車待ちの「スーパー白鳥20号」に駆け込むと「構内都合により発車が遅れます…」とのアナウンス。
 この先、五稜郭まで同じ線路を走るので、「北斗星」を先に出してから発車させることにしたようです。

 7時25分、「北斗星」発車。
 続けて7時31分、7分ほどの遅延で「スーパー白鳥20号」も後を追うように動き出しました。
 もしこの列車に間に合わなかったら今日一日のスケジュールが全てダメになるところだっただけに、ともかくギリギリ乗り継ぐことができてホッと胸をなでおろしました。
 シビアな接続が重なる夜行連泊の旅、まさに薄氷を踏む思いです。


【北斗星の絵】イラストレーター鈴木周作公式サイト(Mobile)
【北斗星の絵】イラストレーター鈴木周作公式サイト(PC)

>>道新ブログ「北の駅の待合室 ~北斗星と旅した300回~」も公開中!併せて御覧下さい。(PC)



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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 19:03 │北斗星乗車記

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