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【北斗星乗車記★彡】リピーター・イラストレーター鈴木周作の旅日記 › 北斗星乗車記 › 【10.11/7】北斗星(上)●日本シリーズ最終戦の夜

2010年11月11日

【10.11/7】北斗星(上)●日本シリーズ最終戦の夜

乗車364回目●10.11/7発 上り「北斗星」 札幌→上野(B寝台下段)


 車内改札に回られる車掌さんが面白いものを持っていました。
 個室の鍵を持ち歩く為のオリジナルの収納ケース。
 厚紙と赤・青の布テープを駆使してご自分で作られたものだそうです。
 発車後の車内改札で配られるのは6号車・B個室「ソロ」の細長い革製キーホルダーが8本と、8~10号車用のカードキーが数十枚。
 両手で抱えたり、袋に入れて持ち歩いたり、車掌さんそれぞれ苦心されているようですが、この方の収納ケースはなかなかスマートなアイディアとお見受けしました。
 何よりこの外観、なかなか特徴を捉えてますねぇ…(笑)。


 実は空いてさえいれば個室やロビーよりもB寝台車のほうが寛げたりもするものです。
 札幌発時点では空席も目立った今夜の車内。
 私の乗った区画も函館までは他には誰も乗って来られませんでした。


 折しも今夜は千葉ロッテvs中日の日本シリーズ第7戦!
 個人的には、我らがファイターズとクライマックスシリーズ進出を最後まで競い合った良きライバルのロッテに頑張って欲しい思いはあります。
 車中でTV中継は観れませんから携帯の速報サイトでチェックです。

 南千歳を過ぎて試合開始、伊達紋別~洞爺あたりでは劣勢だったロッテでしたが函館手前で遂に逆転!
 このまま1点差で逃げ切って日本一決定!と思ったら9回裏にまさかの同点で延長戦突入…。
 函館を過ぎた後、パブタイムの食堂車でイタリアンハンバーグを頂いて、食後のコーヒーが出される頃になってもまだまだ終わりそうにありません。
 よりによってこんなところで電波の届かない青函トンネルに…。


 食事を終えて食堂車を出ると、ロビーカーでは車掌さんが青函トンネルの解説をされていました。
 昔はしばしば行われていたようですが、最近ではあまり見掛けなくなったシーンです。
 あくまで通常業務の合間、しかもトンネルを抜けて蟹田駅での乗務員交代を控えた慌しい時間帯だけに、毎回このようなサービスを期待するのは難しいとは思いますが、運良くこういう場面に乗り合わせられたお客さんにとっては嬉しい想い出になりそうですね。

 トンネルを抜けて、電波が落ち着いたところで携帯を見ると「ロッテ日本一!」とメールが届いていました。


 夜中の2時10分過ぎ、いつものように下り「北斗星」とのすれ違いを見送ってから寝ようと最後尾デッキで待ち構えていたのですが、実際にすれ違ったのはいつもより10分ほど遅い2時22分頃でした。
 車窓の様子から察すると、こちらの列車はほぼ定刻で、下りが遅れているような気がします。
 結局そのまま盛岡を過ぎるまでデッキで夜景を眺めていました。

 雫石川を渡る鉄橋からのスナップ。
 今走っている線路を跨いで左に伸びる高架橋が東北新幹線、その奥のオレンジ色の明かりが盛岡駅構内の照明塔、右に流れる北上川の先が盛岡の中心街あたりでしょうか?


 仙台あたりで目が覚めました。
 車内放送の始まる時間帯ではないので詳しい事は分かりませんが、時計を見るとどうやら少々遅れているようです。

 宮城から県境の峠を越えると、眼下に広がる福島盆地はすっかり霧に包まれていました。
 街も田園も真っ白く覆い隠され、まるで大きな湖か海のような眺めでした。


 風向きの関係か霧は福島盆地の北側に集まっていたらしく、福島駅に着く頃にはすっかり晴れてしまいました。

 「岩手県内濃霧の為、25分ほど遅れて運転しています」と朝一番の車内放送。
 やはり昨晩の下り列車もその影響で遅れていたのでしょうか?
 カーブでふと前方を見ると、一瞬ですが今日は銀色の機関車が牽いているのが見えました。


 いつものように郡山を過ぎたあたりで朝食の食堂車へ。
 でも考えてみれば25分遅れですから、いつもよりだいぶ出遅れてしまったようです。
 車窓は気持の良い秋晴れ。
 遠くの那須連山も綺麗に見えていました。


 東京に近付くにつれて遅れが増すかと思ったのですが、25分遅れをほぼキープしたまま順調に走り続けました。
 でも最後の最後、上野駅の手前で信号待ちの一時停止。
 駅構内が詰まっていてすぐには先に進めないようです。

 荷物を抱えて最後尾デッキに立っていると、ちょうど上野を出たばかりの特急列車が両脇の線路をすれ違っていきました。
 右は常磐線の「スーパーひたち15号」、左は上越線方面の「草津・水上3号」でしょうか?
 ぴったり並んで走る姿はまるで子供の頃に見た乗り物絵本のワンシーンです(笑)。


 「草津・水上3号」と入れ替わるように上野駅に到着。
 先頭に行ってみると、やっぱり今日は「カシオペア」用の機関車が牽いていました。
 正直、完成予想イラストで見た時は何となく違和感も感じたのですが、いざ目の前に立ってみると意外と格好良く見えてしまうから不思議です。
 先頭に掲げられた青いヘッドマークが色彩的なバランスを取ってくれているからでしょうか?

 到着が遅れた事もあってか、乗客を降ろした列車は少々慌しく回送されていきました。
 遠ざかっていくテールライトを見送りながら、ふと見上げると、軒下の乗車位置案内板がいつのまにか新しい鮮やかなものに変わっているのに気付きました。


【北斗星の絵】イラストレーター鈴木周作公式サイト(Mobile)
【北斗星の絵】イラストレーター鈴木周作公式サイト(PC)

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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 15:52 │北斗星乗車記

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