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2009年04月09日

【09.4/9】北斗星(下)●満月の夜

329回目●09.4/9発 下り「北斗星」 上野→札幌(B寝台下段)


 車窓を見れば素晴らしい満月。
 荒川の鉄橋に差し掛かると、月明かりが川面に映って実に幻想的な光景でした。
 友人曰く、満月の夜はパワーが満ち溢れて色々な事が起こるのだとか。
 果たして今宵の車中では何が起こるのやら…?



 早速シャワーが不調のようです。
 今夜の最初のお客さんの時から、車掌さんとアテンダントさんが何やら必死に対応されていました。
 次に私が使った時にも、お湯が出るには出たのですが、シャワーカードリーダーの普段点かない筈のランプが点滅したりと怪しげな兆候が見られました。
 これも満月の影響、でしょうか?


 貸切状態の食堂車♪
 パブタイムが始まった時はそこそこ賑わっていたようですが、22時半のラストオーダーの頃には私一人になってしまいました。
 一応、23時の営業終了まではここにいても構わないのですが…贅沢な気分、というより却って恐縮。
 少し早めに退散させて頂きました。
 ほんの10分ほどですが、乗務員さん達にはいつもより早めに休んで頂けたでしょうか?(笑)


 寝台車に戻る途中、1両だけ連結部分の渡り板が更新されている事に気付きました。
 通常は両側の車両からそれぞれ1枚ずつの板を伸ばして重ねる格好ですが、よく見るとこの車両のみ、板の途中で2枚に割れて関節が設けられていました。
 (写真で重なっている下側が従来型、上が更新型の渡り板)
 当然、関節が増えた分だけ段差も少なくなり、板と板がぶつかる騒音も軽減されているようです。
 車内販売のワゴンの通過も多少は楽になるのでしょうか?


 JR東日本と北海道の車掌さんが交代する蟹田駅での小休止。
 早朝5時前、空は白み始めましたが日の出は青函トンネルを抜けてからのようです。


 青函トンネルを抜けると既に朝陽が昇り始めていました。
 「あの島、何!?」と食堂車のオープンを待ってロビーに並ぶ団体さんがしきりに指差していた函館山、その特徴的なシルエットが湾の向こうに綺麗に浮かんでいました。


 朝が長い下り列車。
 朝食はだいたい2~3回転目を狙って行くことにしています。
 元々食が細い上、普段朝食はせいぜいパン1枚程度で済ませてしまう私。
 朝からこれだけのボリュームを頂くのは「北斗星」に乗った時位なものです。
 長万部の手前でテーブルに着いて、ようやく食べ終わるのは伊達紋別あたり。
 それからコーヒーを頂いて登別あたりまですっかり長居してしまいました。


 すっかり乗り慣れた「北斗星」、でも乗るたびに何かしら出会いや発見があるものです。
 今回もまた色々面白いエピソードに恵まれた旅になりました。
 いつか機が熟したら、そんな貴重な想い出の一つ一つを作品として世に出せるよう、絵描きとしてこの汽車をしっかり見届けていきたいと思っています。

【北斗星の絵】イラストレーター鈴木周作公式サイト(Mobile)
【北斗星の絵】イラストレーター鈴木周作公式サイト(PC)



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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 19:03 │北斗星乗車記

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