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2008年08月06日

【08.8/6】北斗星(下)●復路は郡山から

313回目●08.8/6発 下り「北斗星」 郡山→札幌(B寝台下段)

 米沢からの復路、山形線で福島へ。
 ここからでも「北斗星」には乗れるのですが、パブタイムに間に合うようにと一旦郡山まで出る事に。
 新幹線との乗り継ぎで降りた事はあるものの改札を出るのは多分初めての事。
 近代的な新幹線駅と昔懐かしい汽車駅が入り混じったような、なかなか趣のある駅でした。



 車内改札を済ませてから食堂車に行ってみたものの既に満席!
 あと数組並んでいるので間に合うか分からないとの事でしたが、オーダーストップのギリギリ数分前、福島到着の直前になってどうにか座ることができました。
 やっぱり乗ったからには食堂車も利用させて頂かないと。
 郡山で軽く食事を済ませてしまったので今夜はドリンクだけなんですが…。

 ところでこの「北斗星」のコースター、何度も乗っている割には意外と手元に残っていないのです。
 いつもパブタイムには冷たい飲み物を頼まないからでしょうか?
 せっかくなので記念に頂いて帰るとします。。。


 ロビーカーで外国人風の方が何やらお困りの様子。
 思わず「May I help you?」とお声を掛けてしまいました。
 勿論英語は喋れないのですが…(汗)
 ともかく雰囲気から察するに「食堂車の朝食は予約しないとダメなの?」と訊いているようなので、「朝は予約不要、6時半から10時までに食堂車に行けばOK!」と答えると納得してくれたようです(多分…)。
 後で伺えば台湾からの一人旅の学生さんだったとか。
 台湾には恐らくこういう寝台列車は無いでしょうから、ぜひとも良い想い出を沢山持ち帰って頂きたいものです。

 気がつけば深夜0時40分過ぎ。もう一ノ関まで来てしまいました。


 鏡に刻まれた時計台のイラストと、壁に浮き上がる流れ星がお洒落なロビーカーの洗面台。
 よく見るとこのこの流れ星、函館~札幌間を牽く機関車のボディに描かれているものと同じデザインのようです。
 かつては編成毎、所属会社毎に独自のデザインを競い合った「北斗星」ですが、中でもJR北海道持ちの「北斗星1・2号」には、こういうちょっとした遊び心が随所に溢れていた気がします。
 今となっては「北斗星」全盛期のささやかな面影です。


 5号車「ソロ」の乗務員室。これも旧「北斗星1・2号」の客車です。
 普通ならペンキ書きで済ませてしまうような「乗務員室」の文字が、手の込んだガラスの浮き彫りになっていました。
 恐らく当時の設計陣が、昭和63年の秋に一度だけ日本にやってきた「オリエント急行」の内装を見て刺激を受けたのでしょう。
 ガラス彫刻の多用、細部にまで拘った温かな照明、天然木の質感を活かした食堂車、青い車体を飾る金色のトリミングライン…。
 かの汽車の来日以降、「北斗星1・2号」の内外装が大きく変貌を遂げたのは知る人ぞ知る事実です。


 「定刻通り運転しています」と函館手前で朝一番の車内放送。
 岩手北部地震の影響はもう殆ど無くなったようです。

 モーニングタイムの食堂車は今日も大混雑!
 6時半にオープンするやすぐに満席、ロビーカーにも待ち客が溢れ「只今、大変混雑しております…」とのアナウンス。
 でも8時50分頃、洞爺の手前で覘いてみたらすぐに座れましたから、やっぱり遅めに行くのが正解のようです。

 昨晩の台湾の方、ちゃんと伝わっていたかなぁ…?とちょっと心配だったのですが、私が行った時には既にテーブルに就いておられたので大丈夫だったようです。
 やれやれ。


 見事な夏空。
 札幌も降りたら暑そうです。


 ところで昨晩、福島駅の改札付近の壁で見つけたこの照明。
 今はなき旧「北斗星1・2号」のあの「赤いテーブルランプの食堂車」の壁にあったものと何となく似ているような…
 というか、大きさ・形・光跡…どれを取っても私には同じものにしか見えないのですが!?

 残念ながらもはや確かめる術もありませんが…。
 会社こそ違えど同じJRグループ。
 同じ業者から納品された可能性も無きにしもあらず…と思うのですが、さて?

【北斗星の絵】イラストレーター鈴木周作公式サイト(Mobile)
【北斗星の絵】イラストレーター鈴木周作公式サイト(PC)




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Posted by イラストレーター鈴木周作 at 21:53 │北斗星乗車記

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